もうひとつの輝き 最後の印象派1900-20's Paris|2016年11月7日(月)~12月11日(日)

山口県立美術館

 

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開催概要

花の都、芸術の都。パリが最も華やかだった時代。

1900年、ベル・エポック(良き時代)と呼ばれる華やかな時代にパリで結成された「ソシエテ・ヌーヴェル(画家彫刻家新協会)」。
エドモン・アマン=ジャンやアンリ・ル・シダネル、アンリ・マルタンなど新進気鋭の画家たちが多く所属したこの会は、20世紀初頭のフランス美術界を代表するグループでした。
印象派を受け継いで光の表現を追求し、親しみやすく穏やかな彼らの作風は、商業的にも批評的にも成功をおさめたのです。
しかし、同時期のフォーヴィスムやキュビスムといった前衛的な芸術運動が後に重要視されていく中で、穏健な彼らの活動は顧みられる機会を失っていったのでした。
本展は、近年再評価が進んでいるこの「ソシエテ・ヌーヴェル」の画家たちに光を当て、その足跡をたどるものです。
自然の風景や人々が、詩情豊かに親しみを込めて描かれた作品の数々をお楽しみください。

La Société Nouvelle des Peintres et Sculpteurs

「ソシエテ・ヌーヴェル(画家彫刻家新協会)」とは?
1900年に、パリで若い芸術家たちの作品を発表する目的で結成されたグループ。1922年まで毎年春に展覧会を開催し、成功をおさめました。
当時のパリジャンにその作品を愛された彼らはベル・エポックを代表する芸術家であり、印象派を直接受け継いだ最後の存在でもあります。

もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20’s Paris The Last Impressionists : Time of Intimacy

2016年11月7日(月)〜12月11日(日) 山口県立美術館

総額で400円お得!毛利博物館「国宝展」とのお得なセット券を発売!〈一般1,800円╱シニア・学生1,600円〉

芸術の秋はぜひ、山口県立美術館、毛利博物館へ。20世紀初頭のパリに花開いた絵画と、
雪舟による国宝《四季山水図(山水長巻)》をご堪能ください。「国宝展」は10月29日(土)から12月4日(日)まで(会期中無休)。

関連イベント

入門講座「繁栄の巴里―ベル・エポックを彩った親密なる世界」

学芸員によるギャラリー・トーク

[日時] 11月12日、19日、26日、12月3日(いずれも土曜日) 10:00〜(30分程度、申込不要)

美術館ボランティア・スタッフによる、こどものためのギャラリー・トーク「みんなでみよう」

[日時] 11月19日、26日、12月3日(いずれも土曜日) 11:00〜(30分程度、申込不要)