ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展|山口県立美術館

展示案内|ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展

第一章 エジプトを探検する

18世紀末にナポレオンがエジプトへ遠征して以降、エジプトに対する関心は高まりをみせます。第1章では、初期のエジプト探検におけるヨーロッパの旅行者や調査団が描いた遺跡のスケッチのほか、現在ライデン国立古代博物館が行っている発掘調査の様子を紹介します。

画像:ツタンカーメン王の倚像
画像:王の書記パウティのピラミディオン
ギザの大スフィンクス
敵を討つラメセス2世

第二章 エジプトを解読する

古代エジプト人にとって墓は「来世の家」でした。豪華な装飾が施されたミイラ棺をはじめ、来世の安寧を願う「死者の書」、呪術的な意味を込めて作られた宝飾品や、死者の身代わりとして作られた人形「シャブティ」など、出土した多くの副葬品から古代エジプト文明を読み解きます。

画像:ホルの外棺
画像:男のミイラの肖像
画像:ハレレムのミイラ
画像:雄牛の耳飾り
画像:護符とビーズの首飾り

第三章 エジプトを発見する

3000年にわたって繁栄した古代エジプト文明は、大きく9つの時代に区分され、少なくとも30の王朝が存在したことが知られています。第3章では、先王朝時代も合わせた計10の時代について、代表的なスタイルの石碑やさまざまな遺物を通して、当時の人々の世界観や表現・技術の発展を探ります。

画像:イクニューモン
画像:タネトアメンのプタハ・ソカル・オシリス像
画像:クウと家族の供養碑
画像:パディコンスの『死者の書』

第四章 エジプトをスキャン

最新の科学技術によって解き明かされつつある古代エジプト文明。第4章では、本展のためにミイラをCTスキャンし、その研究成果を世界初公開するほか、ライデン国立古代博物館が中心となって進めている各種の国際的な研究プロジェクトの最先端を紹介します。

画像:ワニのミイラ
画像:ホルネジイトエフの 内臓を納めた木箱
画像:猫のミイラ

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